引導(いんどう)とは? |
「引導を渡す」という言葉がありますが、引導とは「人々を導いて仏道に入らせる」という意味であります。 お葬式の際、お導師が祭壇と亡き方の棺の前で何やらブツブツと唱えていたり仏具をいじったり、衣の袖の中でモゾモゾと手を動かしている光 景を見たことはありませんか? 遺族からは「何をしているのだろう?」と思われるかも知れません。 実は、これが「引導を渡している」のです。千手院は真言宗のお寺ですから、弘法大師空海から伝えられている「引導作法」を修法(しゅほう)し て、亡くなられた方の霊魂を正式に仏道、仏門に入れるのです。 ですからお葬式とは「引導を渡す」儀式であるのです。 また、道教においては大気を導いて体内に入れる養生術や「手引きする」とか「案内する」などの意味で用いられました。 |